今回、縁あって村上公朗建築研究所に自宅新築をお願いしたわけですが、大手ハウスメーカーにはないオリジナルな家を手に入れることができ、家族ともども大変喜んでおります。
家を建てるにあたり、私たち夫婦が特に配慮し、また頭を悩ましたことは、やはり子供のことでした。
現在2歳の長女と家の完成とほぼ同時に誕生した次女がいます。
その子供たちをこれから育てるにあたり、子供を独立させないこと、子供を独立させること、時には矛盾するこの課題について、村上氏より提示していただいたプランは、勉強机を子供部屋におかずスタディ室を設け、団らん室との間に風のホールを挟んで繋げることでした。
また、子供室は二人で7畳とやや狭く感じたのですが、勉強室は別にありますし、なにより「この家は自分たち夫婦のための家であり子供たちは巣立つまでの仮の住まいであるから、必要以上に住み心地よくすることはないのですよ。」との氏の助言をいただき、夫婦室は家の中心に置かれることとなりました。もちろん、このプランが真に正解かどうかは答えが出るのは数年後のことになるのですが、すくなくとも家づくりのなかで、これからの自分たちの家族のあり方を、家という家族を入れる器に織り込めたのは、とっても幸せなことだと感謝しています。

(ご主人 友良さんより)
西日本新聞文化欄、「挑発する家」に掲載される (20010209号)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0107/sumau/index.html
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